

突然、降り始めた雨に
			足早に行き交う人々
色とりどりの傘が開いて景色が変わる
横断舗道は濡れて輝き
			傘がないわたしは
			あの屋根まで肩を濡らしながらコートの襟を立てる

「シェルブールの雨傘」のカトリーヌドヌーヴ
					「ティファニーで朝食を」のヘップバーン
					そして、お相手役のステンカラーコート...
実はマドリガル定番コートのデザインソースは、そのお相手役のステンカラーコートだったんです。
1960年代の流行のフェミニンなコートに変わって、今を感じるメンズライクな、しかしながら色々なコーディネートが楽しめる女性のための「ステンカラーコート」です。

メンズライクでいて女性が楽しめる...
着た時のその絶妙なニュアンスは、熟考された素材の選定とデザインの良さからきています。

シルエットを全体に大きめにしたのではなく、肩回りは華奢に見える作りになっています。
これはラグランスリーブによるもので、肩幅を強調しない効果があります。
逆に丈は、ほどよい分量感がでるように生地をふんだんに使用した長さになっています。

印象的なコートの ”後ろ姿”。
その象徴であるベントは、かなり深めになっていて、シンプルな中にも絶妙な空気感のあるシルエットに仕上がっています。
そのため、メンズライクでありながら、かたすぎない柔らかさを併せ持ち、女性のあらゆるコーディネートに合わせていただけます。
逆に丈は、ほどよい分量感がでるように生地をふんだんに使用した長さになっています。





素材は高級生地のバーバリークロスをふんだんに使い、身頃にはチェック柄、内ポケットにはオレンジの生地で玉縁ポケットと、ディテールにもこだわりがたくさん。
また裏(内側)には大きなポケットがあります。ミニバッグでお出かけしたいとき、必需品がバッグに入らなかったりして困ってしまいがちですが、ちょっとした荷物が入れれる大きさがあるので便利です。(裏地素材でできているので強度的に入れ過ぎにはご注意くださいね。)


コートの内側も遊び心が垣間見えるこだわりの仕様。
コートは例えば仕事先やレストランで...人に預ける機会も多く他の人の目が内側まで届いてしまうアイテム。
そんな時にも、中まで自信が持てるコートなら安心です。

歩く度にチェックの裏地が見えたり、内ポケットに手を伸ばしたら一瞬オレンジ色が見えたり、何かの仕草のたびに目に入る...
さりげないけれど、このちょっとしたこともおしゃれの醍醐味だったりします。
(裏地は生地の生産が終了次第、新しい裏地へ変更になります。)

「シェルブールコート」は、益々生産状況が厳しくなる“純国産”アイテムです。
長年の経験による使う人への思いやりの手加減や、一手間が伝わります。
home madeとは、一人の職人まただデザイナーが一人で型紙から縫製まで仕上げる商品になります。

素材の高級生地バーバリークロスは力織機で織られています。
力織機とは…
現存する機械自体も少なくまた古いものであるため、扱う職人による微調整があって今も稼働することができている織機です。
織りの速度を落としたり糸への負担を調整しつつ織りなされる生地は、現代の大量生産の織機と比べると速度も遅く生産性もありませんが、機械ではあるものの手の感覚に近い仕上がりになるため、大量生産にはない深みある風合いの生地に仕上がります。
力織機で織られた生地には機械を止めた時の筋が生地に入る場合がありますがそれも力織機の持つ味わいの一つとなります。
「シェルブールコート」はベージュとノクターンの2色展開です。
	ベージュは、ベーシックでいていつの時代も新鮮。コーディネートについ選びたくなる色。
	ノクターンは、夜曲の意味。月明りがたよりの真夜中ような、深い紺色。高貴で落ち着いた雰囲気。

梅や桜の咲く頃、日差しは春だけど肌寒い。
そんな季節のコートとしてもちょうどいい「シェルブールコート」。
中に着るものはウール素材から春仕様に衣替えして、難しい季節の変わり目も可憐に過ごせます。

中に暖かニットを重ねたら冬にも活躍。 かごバッグを合わせて、冬のリラックススタイル。

中にコットンシャツを着て肩まですっぽり包める大判ストールがあれば、寒暖差のある秋にちょうどいいです。

幅広いコーディネートができるから
					日々愛用していつの間にか定番コートに。

年々着ることで生地がクタッとなじみ
					そしてシルエットに丸みが帯びてくるまで……。

雨の日も風の日も
					なんとなく心細い日にも頼もしい
					「シェルブールコート」です。

サイズは豊富な5サイズ展開です。
| サイズ | 着丈 | バスト | 袖巾 | 裄丈 | 
|---|---|---|---|---|
| XS | 110.5㎝ | 108㎝ | 43.9㎝ | 76㎝ | 
| S | 112.5㎝ | 111㎝ | 44.8㎝ | 77㎝ | 
| M | 114.5㎝ | 114㎝ | 45.7㎝ | 78㎝ | 
| L | 116.5㎝ | 117㎝ | 46.6㎝ | 80㎝ | 
| LL | 118.5㎝ | 120㎝ | 47.5㎝ | 82㎝ | 
※立体的な作りのため寸法は測り方で異なる場合もございます。
ご参考程度でお考えください。
〜繊細なニュアンスを表現する日本製〜
		
		「ふたたび洋服も、ファストからスローへ」
		
「フォローコート」「おかかえバッグ」をはじめとするsoutiencollarの全アイテムは、国内優秀小規模メーカー、少人数アトリエで作られています。
		近年の海外大量高速生産に押され、日本製はすでに国内での流通量は全体の2%のみとなりました。
		大量生産では出せない、随所に手作業も入る工程による丸みと膨らみ、長年培った技術による人肌感が伝わるひと手間や細工、外見だけでなく安心や優しさもお楽しみください。
soutiencollarのアイテムはこちらから
重さ:Mサイズ 約840g
※立体的な作りのため寸法は測り方で異なる場合もございます。
ご参考程度でお考えください。
素材をぎっしりとした密度で打ち込んでできた生地は、例えば良質なウール素材なら
	とても温かで保温性に優れた生地になります。
	素材が多く使用されているのでそれなりの重量感になります。
	逆に少ないと軽くなり保温性なども変わってきます。
	「重量感」または「重さの体感」は服のカタチによっても変わり、
	例えば同じ重量のトートバッグとリュックサックでは片手で受け止めるか
	両肩から背中にかけて重量を分散して受け止めるかでも重さの感じ方が変わるように
、
	良い型紙(パターン)や縫製技術でできた洋服は立体的で身体に沿うように作られているため、
	重さも感じにくくできています。
	また生地が硬いか柔らかいかでも「体感」は変わってくることもあります。
	同じ重量でも硬い生地で作られた洋服は重量感を感じやすいです。
	重さを気にしていなかった洋服が、着てみると着心地がしっくりこず
	気がつくと整え直していることが多かったり、
	1日の終わりになんだか肩が凝って疲れたな…なんていう経験があります。
	重量的に軽い洋服でも、着ていて「重み」を感じるものもあれば、
	それより重くても感じにくいものもあります。
	着心地がしっくりくる洋服は、パターンや縫製は熟練の職人によるものです。
| 品番 | soutiencollar-cherbourgcoat | 
|---|---|
| タイプ | WOMEN | 
| カテゴリ | コート | 
| 素材 | 【ベージュ】 表地:コットン 100% 裏地:コットン 50% レーヨン 25% 再生繊維(セルロース) 15% 【ノクターン】 表地:コットン 100% 裏地:レーヨン 70% テンセル 30% | 
| 生産国 | 日本製(全工程国内生産) | 
| タグ | 
※価格は予告なく変更する場合がございます。
純国内生産の洋服は国内での全体流通量の2%を切りました。
近年の原材料、副資材料、輸送費、電気代、輸入コストの上昇を期に、高齢に伴う職人の引退、後継者不足で日本国内の工場の自主廃業が相次いでいます。
工場の減少における集約化に伴う需要増で納期の遅延や値上げが予想され、この先、国産品の厳しい状況は続いていく見通しです。
弊社は今後も純国産ならではのクオリティにこだわって参ります。
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