とくに
寒いときは
心も閉じて
いつもふたを
しているよう
歩くときは
寄り添うより
包まれたい
包んだはずの
こころは開きたくて
うらはらな内気を
わかってくれる
はなし続けて
包みたくなる
わたしのシェリー
いい年齢になってきた時に
意外と難しい“コート選び”
選ぶ条件は、シンプルで上質で
ちょっとしたお出掛けにも着れて、行事ごとにも着れて...
そんなコートをそろそろ持っておかないと
と思うんだけど、それだけでは少し物足りなさを感じるんです。
シンプルの良さをわかりつつも
“さり気ないおしゃれ”な雰囲気が憧れだったりします。
おしゃれな人って、面積の小さなところに気を使っていて
ちらっと見える靴下がおしゃれだったり
スカーフ使いが上手な人を見かけた時に
「素敵だな」と思ったのです。
その感覚に“大人のおしゃれ”を感じました。
そんな時に出会ったのが
裏地がピンク色の「シェリーコート」でした。
色物が好きだけど“表向き”にはちょっと勇気がいる…
だけど“裏地”だったら新しいおしゃれを
楽しめそうな予感がしたのです。
それは外に向けたおしゃれではなく、
自分に向けて嬉しい、“裏地”の存在感にありました。
「シェリーコート」を着ていると
普段のしぐさや動作に自分がワクワクしているのを感じます。
コーラルピンクの裏地がちらっと見えたり
ちょっと大幅で歩いてちらっと見えたり
気持ちは開放されたいと思いつつも、自然と見え隠れする“さりげなさ”が
心地よくて...。
寒い冬でも外出したい気分になるのは
裏地の存在がそう思わせてくれるのかもしれないですね。
ベーシックなモノトーンのコートも好きだけど
「シェリーコート」を初めて着た時に
初めての“感覚”を経験しました。
視界に入るコーラルピンクが、艶っぽくて
香水を一振りしたような気分になるんです。
内側に秘めた、自分だけに香る華やかで深みのある香水のようで…。
“香り”を思わせるその“内側の色”に合わせて
ネイルも同系色で楽しんでいる自分がいました。
「シェリーコート」はボタンを開けているのと留めているのとでは
印象が変わります。
ベルトがなくシンプルでスッキリした印象の中に
どこか包まれているような“可愛さ”も感じられます。
ボタンを止めると、襟は肩に流れるようなラインになっていて
そのまま雨のしずくが流れるような落ち感があります。
幅広い人の肩に沿うデザインなのが特徴のひとつです。
更にネック回りのボタンを止めるとシックな雰囲気に。
襟がないと肩幅が強調されるのでは?
と思いがちですが、「シェリーコート」の“肩のライン”は
どんな着こなしでも“落ち感”を保たせてくれます。
その襟のデザインを活かして、
ほんの少し抜け襟にして、マフラーを合わせても
スーッとキレイなラインが続きます。
普段、コートと中に着ている服のコーディネートって
あまり考えずに選んでしまいます。
“別物”としてどれもあまり違和感を感じず着ていたけど、
「シェリーコート」と合わせたら
ちゃんとコーディネートしているみたいな仕上がりになるのも
合わせてみて気づいたことです。
「シェリーコート」はロイヤルジーロンという上質な素材をたっぷり使い、日本の工場で職人さんによって丁寧に縫い上げられます。
ロイヤルジーロンは柔らかさと温かみのある手触り、高級感ある自然な光沢が特徴で、冬が来るたびに何度でも包まれたくなる、そんな着心地のお素材。
縫製は少量生産で職人さんが丁寧に縫い上げているので、出来上がりまでには時間がかかりますが、その分温もりを感じられるふっくらとした仕上がりになっています。
「シェリーコート」はゆったりめのお作りで、ほんのりコクーンシルエットのデザインです。
不思議と着るとスッキリ見えして、冬の”着膨れ感” も気になりにくいデザインが嬉しいです。
横から見ると、襟から肩、肩から広めにデザインされたアームホールまでのシルエットが特徴的で、空気を含んでふっくら包まれている感じが見た目にもあたたか。
サイズ感にゆとりがあるので、真冬には中にざっくりニットも無理なく着込んでいただけます。
サイズ | 着丈 | 身巾 | 裄丈 |
---|---|---|---|
約98㎝ | 約136㎝ | 約82㎝ |
シェリーコートはネイビー、ブラック、アイボリーの3色展開になります。
ネイビーにはコーラルピンクの裏地。
ブラックには落ち着きある深めのパープル。
アイボリーにはほんのりチークのようなピンクベージュの裏地が組み合わせれています。
強調させるのは苦手だけど
心に秘めた主張はあって。
コートの中に自分の気持ちを隠しているような
ひっそりと楽しむ満足感。
私の気持ちは、ゆっくりと前向きに
今日も外に出て行きたくなった...。
〜繊細なニュアンスを表現する日本製〜
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